この記事はこんな人向けです
- 大手企業の長期インターンを探している大学生
- 大手とベンチャー、どちらを選ぶべきか迷っている
- 大手インターンの選考をどう突破するか知りたい
大手企業の長期インターンは、教育体制が充実しており「組織の動かし方」を学ぶには最適な環境です。一方で、裁量の幅はベンチャーに比べて狭い傾向があります。
この記事では、分野別におすすめの大手・大企業15社を紹介した上で、大手とベンチャーの選び方についても解説します。
大手企業の長期インターンおすすめ15社【分野別】
長期インターンを受け入れている大手・メガベンチャー企業を、IT・テック系、マーケ・広告系、コンサル・ビジネス系の3分野に分けて紹介します。
IT・テック系(5社)
① 株式会社メルカリ
フリマアプリ「メルカリ」を運営するIT大手。エンジニア・データサイエンス・プロダクトマネジメントなど多様な職種でインターン生を受け入れています。実際のプロダクト開発に関わる経験が積めるのが強みです。
② 楽天グループ株式会社
EC・フィンテック・通信など100以上のサービスを展開するメガベンチャー。エンジニア職を中心にマーケティング・ビジネスディベロップメントのポジションもあります。グローバル環境で働ける点が特徴です。
③ Sansan株式会社
名刺管理・営業DXサービスを展開するBtoB SaaS企業。営業・マーケ・エンジニア職のインターン生を積極的に採用しています。BtoBビジネスの現場を体験したい方に向いています。
④ 株式会社マネーフォワード
家計簿・経費精算などのSaaSサービスを展開するフィンテック企業。エンジニア・デザイナー・ビジネス職など幅広い職種で長期インターンを受け入れています。
⑤ GMOインターネットグループ株式会社
ドメイン・ホスティング・決済など70以上のサービスを展開するIT企業グループ。各子会社でエンジニア・マーケ・営業など多様なポジションのインターン求人があります。
炭田一樹IT系の大手インターンは求人の更新が早く、専門求人サイトを毎週チェックする習慣をつけると見逃しが減ります。
マーケ・広告系(5社)
⑥ 株式会社サイバー・バズ
SNSマーケティング・インフルエンサーマーケティングを手がける企業。デジタルマーケの実務に早期から触れられるため、マーケ職を志望する学生に人気のインターン先です。
⑦ 株式会社Speee
デジタルマーケティング・DX事業を展開する企業。マーケ・セールス・エンジニアの各職種でインターン生を受け入れており、ビジネスの裁量が比較的大きい環境です。
⑧ 株式会社ラクスル
印刷・物流・広告のDXを手がけるプラットフォーム企業。マーケティング・データ分析・事業開発など多岐にわたるポジションがあります。
⑨ 株式会社エイチーム
ゲーム・EC・Webメディアなど複数の事業を展開する名古屋発IT企業。マーケ・プランニング・エンジニア職のインターン求人があります。リモートOKのポジションも多いです。
⑩ AnyMind Group株式会社
アジアを中心にマーケティング・EC・ブランドコマースを展開するグローバル企業。英語環境で働きたい方や海外志向のある方に向いています。



マーケ系のインターンは「実際の数値を動かせるか」が成長の分かれ目です。どの職種でも「担当できる業務の裁量範囲」を面接で必ず確認してください。
コンサル・ビジネス系(5社)
⑪ 株式会社リクルート
就職・不動産・旅行など幅広い事業を展開する大手。営業・マーケ・新規事業など多様なポジションがあります。「自ら機会を作り出す」という文化が根付いており、主体性のある学生に向いています。
⑫ 株式会社LITALICO
障害のある方の就労支援・子どもの教育支援を手がける社会課題解決企業。ビジネス・IT・デザインなどの職種でインターン生を受け入れています。社会的意義の大きい仕事に関わりたい方に向いています。
⑬ 株式会社Branding Engineer
ITエンジニア・Webデザイナーの転職支援・フリーランス支援を展開する企業。営業・マーケ・キャリアアドバイザーなどの職種で長期インターン生を採用しています。
⑭ 株式会社じげん
比較・マッチングサービスを複数展開するメガベンチャー。事業開発・マーケ・エンジニアのポジションでインターン生を受け入れており、ビジネス志向の高い学生に人気です。
⑮ 株式会社ファーストリテイリング
ユニクロを展開する世界的アパレル企業。長期インターンの枠は限られますが、小売・流通・ブランドマネジメントを学べる環境は国内トップクラスです。大手の事業規模を体感したい方に向いています。
大手 vs ベンチャー、長期インターンで成長できるのはどっち?
大手企業の長期インターンに応募する前に、まずこの問いに答えを出しておいてください。「大手 vs ベンチャー」は、目的によって正解が異なります。
大手インターンのメリット3つ
① 教育体制が充実している
研修・マニュアル・メンター制度が整っていることが多く、「仕事の進め方」の基礎をしっかり学べます。社会人経験がゼロの状態でも入りやすい環境です。
② ビジネスマナー・組織の動かし方が身につく
大規模な組織の中での意思決定フロー・社内調整の仕方・会議の進め方など、大企業特有のビジネス作法が体験できます。
③ 選考で評価されやすいブランドが残る
有名企業のインターン経験は、就活の面接で相手が瞬時に価値を理解できるブランドになります。
大手インターンのデメリット3つ
① 裁量が限られる
大企業は役割分担が細かく、インターン生の担当範囲が狭い傾向があります。「売上を自分で動かした」という体験は、ベンチャーと比べると積みにくいです。
② 意思決定に時間がかかる
組織が大きいほど承認フローが多く、スピード感は落ちます。「とにかく動いて結果を出す」という経験を求めるなら、ベンチャーの方が向いています。
③ 選考倍率が高い
知名度の高い大手企業のインターンは応募者が集中します。書類・面接の準備を十分に行う必要があります。
目的別の結論
| 目的 | 向いている環境 |
|---|---|
| 組織の動き方・ビジネスマナーを学びたい | 大手 |
| 売上や事業への当事者意識を持って動きたい | ベンチャー |
| 有名企業のブランドをガクチカに活かしたい | 大手 |
| スピード感ある環境で早く成長したい | ベンチャー |
| 業界や職種を体験してみたい | どちらでも |
私たちが考えるキャリアは「組織を知る → 売上を作る → 利益を出す」の3段階の経験の積み上げです。大手インターンは「組織を知る」フェーズの体験として最適です。一方、「売上を作る・利益を出す」という経験は、裁量のあるベンチャーの方が積みやすいです。
目的に合わせて選んでください。



「大手 vs ベンチャー」という二項対立で考えるより、「自分が今どのフェーズの経験を積みたいか」で選ぶ方が失敗しません。
大手企業の長期インターンに通る選考対策
大手・メガベンチャーの長期インターンは、アルバイトより選考のハードルが上がります。対策を事前に整えておいてください。
書類選考で落ちないための3ポイント
① 志望動機を「その企業だから」の理由で書く
「マーケを学びたいから」という内容はどの企業にも使えてしまいます。「○○社の△△という事業に関わりたい、なぜならば〜」という構造で書いてください。
② 自分の軸(なぜ長期インターンをしたいか)を一言で言える状態にする
書類の段階から一貫したメッセージが必要です。「どんな経験を積みたいか」「それがこの企業のどの事業と繋がるか」を整理してください。
③ 経験・スキルは具体的な数字や実績で書く
「アルバイトで接客をしていました」より「月間○人の顧客対応、クレーム対応も担当」など、具体性が評価されます。スキルゼロでも行動量・姿勢で勝負できます。
面接で差がつく志望動機の作り方
面接でよく聞かれるのは「なぜ長期インターンをしようと思ったか」「なぜうちの会社か」「入社後にどんなことに挑戦したいか」の3点です。
| 質問 | 回答のポイント |
|---|---|
| なぜ長期インターンをしようと思ったか | 自分の軸(何を得たいか)を具体的に |
| なぜうちの会社か | 事業・文化への具体的な興味を語る |
| 入社後に挑戦したいことは | 業務内容を理解した上で言える状態に |
企業研究は採用HP・代表インタビュー・IR情報を中心に確認しておくと回答の深さが変わります。



「御社で成長したい」は全員が言うので差がつきません。「この事業のこの部分に自分の○○という経験・関心が繋がる」という具体性が通過率を上げます。
大手インターンが向く人・ベンチャーが向く人
自分がどちらに向いているか、以下を参考にしてください。
大手インターンが向く人
- 組織の動き方・ビジネスの基礎を体系的に学びたい
- 有名企業のブランドをガクチカ・就活に活かしたい
- 比較的安定した環境で、じっくり経験を積みたい
- 将来大手企業への就職を考えている
ベンチャーの方が向く人
- 売上や事業数字に直接関わる経験を積みたい
- 裁量の大きい環境で早く成長したい
- スタートアップの事業づくりに携わりたい
- 将来起業・独立を考えている
どちらが正解ということはありません。自分の目的と今の状況に合わせて選んでください。
よくある質問(FAQ)
大手の長期インターンは倍率が高いですか?
企業によって差があります。一般的に知名度の高い大手・メガベンチャーは応募が集中するため、事前準備が重要です。一方、中堅規模の上場企業では比較的通りやすいケースもあります。まずは複数社に応募して感覚をつかむことをおすすめします。
未経験・スキルなしでも応募できますか?
応募できます。大手インターンの多くは「スキルよりも姿勢・意欲・ポテンシャル」を評価します。「なぜこの企業でインターンをしたいか」の目的の明確さと、入社後に動き出せる準備ができているかが重要です。
大手の長期インターンは就職に有利になりますか?
一定の有利さはあります。大手企業でのインターン経験は、面接で相手が瞬時に価値を理解できる実績になります。ただし「どんな経験をしたか」の中身が問われるため、ブランドだけに頼らず具体的な成果を意識して取り組むことが重要です。
まとめ
大手企業の長期インターンを選ぶ際のポイントをまとめます。
- 目的で選ぶ:「組織を知りたい」なら大手、「売上を動かしたい」ならベンチャー
- 15社の中から探す:IT・マーケ・コンサルの分野別に自分の軸に合った企業を選ぶ
- 選考準備を整える:志望動機の具体化・企業研究・面接対策を事前に行う
→ まず長期インターンの探し方から知りたい方は「長期インターンの探し方5選」をあわせてご覧ください。


→ 大手インターンのリスクが気になる方は「長期インターンやめとけと言われる理由」もご参考ください。





