土日だけのVBA副業で、毎月3〜10万円を稼ぎながらスキルを磨く。そんな働き方が、20代のサラリーマンの間で静かに広がっています。
ただ「VBAで副業できるの?」「未経験でも土日だけで稼げる?」という疑問も多いはず。この記事では、VBA副業の単価相場から、レベル別の案件診断、本業と両立する週末スケジュール、失敗しない始め方まで、実績ベースで解説します。
土日だけのVBA副業は稼げる?単価相場と主な仕事内容
結論から言うと、土日2日間・週10〜15時間の稼働で月3〜10万円は十分に狙えます。スキルレベルと稼働時間次第では、それ以上も可能です。
VBA副業の単価相場
| スキルレベル | 契約形態 | 単価目安 | 月収目安(土日稼働) |
|---|---|---|---|
| 基礎(記録マクロ改修・簡単な自動化) | 時給制 | 1,500〜2,000円 | 月1〜3万円 |
| 中級(ゼロからのコード設計・ループ/条件分岐) | 時給 or 成果報酬 | 2,000〜3,000円 | 月3〜6万円 |
| 上級(業務システム構築・API連携・UserForm) | 成果報酬型 | 1件5万〜15万円 | 月6〜15万円以上 |
土日稼働に特化した案件は「単発スポット型」が多く、1案件あたりの期間が2週間〜1ヶ月程度なので、本業と並行しやすいのが特徴です。
VBA副業の主な仕事内容
VBA案件は大きく5種類に分かれます。自分のスキルと照らし合わせて、入りやすい案件タイプを選ぶのが最短ルートです。
① データ集計・グラフ自動化
月次レポートや売上データの自動集計が最も件数が多い。記録マクロの改修レベルから着手できるため、初心者にとって最初の実績づくりに最適です。
② 定型業務の自動化ツール開発
請求書作成、メール一括送信、ファイル自動保存など。ループ・条件分岐が書ければ受注できる案件が多く、単価は1件1万〜5万円が中心。
③ データベース連携(Access・SQL)
AccessとExcelを連携させた在庫管理・顧客管理ツール。中級以上向けだが、単価は高め(1件5万〜20万円)。
④ 外部サービス連携(API・スクレイピング)
WebAPIからのデータ取得、スクレイピングの自動化など。技術幅が広がる上級者向け案件。
⑤ 既存VBAの改修・バグ修正
他人が書いたコードの改修は読解力が必要だが、工数が短くスポット案件として発注されることが多い。初心者が「2つ目の案件」として受注しやすい。
著者視点最初の案件は「データ集計の自動化」が一番受注しやすいです。理由は要件がシンプルで、クライアント側もVBA知識があることが多く、コミュニケーションに詰まりにくいから。記録マクロを少し改造する程度でも十分に価値を出せます。
あなたのVBAスキルで週末いくら稼げる?レベル別・案件診断チェックリスト
以下のチェックリストで、現在のスキルレベルと適した案件タイプを確認してください。
レベル1:基礎(月収目安 1〜3万円)
以下を5項目以上クリアできれば、基礎案件に応募できます。
- Excelの基本操作(VLOOKUP・ピボットテーブル)ができる
- VBAエディタ(ALT+F11)を開いたことがある
- 記録マクロを使ったことがある
- 変数(Dim)と条件分岐(If〜Then)がわかる
- セルの値を取得・書き込みするコードが書ける
- For〜Nextループで繰り返し処理ができる
- MsgBox・InputBoxの使い方を知っている
このレベルで受注できる案件: データ集計の自動化、定型レポートの自動作成、ファイルのコピー・リネーム処理
レベル2:中級(月収目安 3〜10万円)
- Sub/Functionの使い分けができる
- シート間・ブック間でのデータ操作ができる
- 配列を使ったデータ処理が書ける
- エラー処理(On Error GoTo)を入れられる
- ユーザーフォーム(UserForm)を作れる
- ファイルの入出力(Open〜Close)ができる
- WorksheetFunctionでExcel関数を呼び出せる
このレベルで受注できる案件: 業務自動化ツール開発、請求書・帳票の自動生成、在庫・顧客管理ツール
レベル3:上級(月収目安 10万円〜)
- クラスモジュールを使えた経験がある
- ADO・DAOでデータベース連携ができる
- API(REST)からVBAでデータを取得できる
- IEやEdgeの操作自動化(Web操作)ができる
- 大量データ処理の高速化テクニックを知っている
- 他人のVBAコードを読んで、バグを修正できる
- 要件定義書・仕様書を自分で書いたことがある
このレベルで受注できる案件: 業務システム構築、API連携ツール、既存システムの改修・保守



「中級に届くまで副業を始めない」という人がいますが、それは損です。基礎レベルで案件を1〜2件こなすことで、コードの書き方より「要件の聞き方」と「納品の作法」を学べます。これがあるとないとでは、中級に上がってからの単価交渉力がまったく変わります。
【実録】土日だけのVBA副業、本業と両立するリアルな週末スケジュール
土日VBA副業を始める前に、多くの人が心配するのが「本業に支障が出ないか」という点。実際のスケジュールパターンを2つ紹介します。
パターンA:土日ガッツリ集中型(月10〜15万円目標の方向け)
| 時間帯 | 土曜 | 日曜 |
|---|---|---|
| 8:00〜9:00 | 朝の準備・コーヒータイム | 前日の振り返り |
| 9:00〜12:00 | VBA開発集中作業(3時間) | VBA開発集中作業(3時間) |
| 12:00〜13:00 | 昼休憩 | 昼休憩 |
| 13:00〜16:00 | 続き or スキルアップ学習 | 最終確認・納品作業 |
| 16:00〜 | 自由時間・家族時間 | 翌週の案件リサーチ(30分) |
稼働時間:土日合計 約12〜14時間/週
月収目安:時給2,000円なら月 約5〜6万円
パターンB:平日夜+土日分散型(本業の疲れが溜まりやすい方向け)
| 時間帯 | 平日(月〜金) | 土日 |
|---|---|---|
| 22:00〜23:30 | 小作業・コードレビュー(1〜1.5時間) | メイン開発(4〜5時間/日) |
稼働時間:平日5日×1.5時間 + 土日2日×4.5時間 = 約16.5時間/週
月収目安:同じく時給2,000円なら月 約7〜8万円



最初の1〜2ヶ月はパターンBの人が多いですが、慣れてくるとパターンAに移行する人が増えます。週中に細切れで作業するより、土日にまとまった時間を確保した方が「フロー状態」に入りやすく、作業効率が上がるからです。最初から週15時間は多いと感じるなら、まず週8〜10時間から始めて徐々に増やすのが現実的です。
土日VBA副業が20代サラリーマンにおすすめな5つの理由
「なぜ他のプログラミング言語ではなくVBAなのか」「なぜ副業の中でもVBAが20代に向いているのか」をまとめました。
理由①:学習コストが最小限で、すぐ稼ぎに行ける
VBAはExcelがあれば追加インストールなしで始められます。Pythonのような環境構築もなく、MacOS制約もなし。社会人として普段からExcelを触っている人なら、1〜2ヶ月の学習で最初の案件を取れるレベルになれます。
プログラミング学習の挫折率は高いですが、VBAは「すでに使っているExcelの延長線」なので挫折しにくいのも強みです。
理由②:土日・週2日の単発案件が豊富
クラウドワークスやランサーズには「週末稼働OK」「納期1〜2週間」のVBA案件が常時100件以上掲載されています。週5フルコミットを求める長期案件と違い、本業との両立がしやすい。
理由③:需要が安定していて案件が枯渇しない
AIツールが普及しても、「既存のExcel業務をVBAで改善してほしい」というニーズは企業の中に大量に残っています。Excel自体が業務インフラとして定着しているため、VBA案件は景気に左右されにくい安定した需要があります。
理由④:スキルが本業にも直結するため、一石二鳥
VBAを学ぶと、データ分析・業務改善の視点が養われます。副業収入を得ながら、本業でも「Excel業務を自動化してくれる人」として評価が上がる可能性があります。20代のキャリア初期に「使える人材」の実績を積む場として活用できます。
理由⑤:実績がつくとフリーランス・独立への道が開ける
VBA副業で月10万円以上稼げるようになると、フリーランスとして独立するベースができます。特に「上場企業の業務改善案件」を1件こなすと、ポートフォリオとして強力な実績になります。副業からフリーランス、そして独立というキャリアパスを描く20代が増えています。



VBAを「古い技術」と見る人もいますが、副業という文脈では「枯れた安定技術」の方がむしろ強みです。バージョン変更で仕様が壊れにくく、クライアントのPCでも動作保証がしやすい。新しい技術が好きな方はPythonへのステップアップを視野に入れつつ、まずVBAで副業の収益基盤を作るのが現実的な戦略だと考えています。
「時給換算で絶望…」土日VBA副業でよくある3つの失敗と回避策
副業を始めた20代が最初につまずくパターンを、具体的な損失金額と回避策とともにまとめました。
失敗①:要件定義が曖昧で作り直しが発生する
よくある状況クライアントから「月次報告書を自動化したい」と依頼。完成させて納品したら「実はシートが3種類あって、それぞれ処理が違う」と言われ、ほぼゼロから作り直しに。
損失の目安: 追加作業10時間 × 時給2,000円 = 2万円分の損失(報酬は固定のため)
回避策: 受注前に必ず「仕様確認シート」をクライアントに記入してもらう。最低限確認すべき5項目は以下の通りです。
- 処理対象のExcelファイルの種類・シート数
- 入力データの形式(手入力/外部取り込み)
- 出力結果のイメージ(サンプルを共有してもらう)
- エラー時の処理(止める/スキップ/ログ記録)
- 実行環境(ExcelのバージョンとOS)
失敗②:想定より工数がかかり納期に間に合わない
よくある状況: 「3日あれば終わる」と思っていた作業が、デバッグとクライアント対応で倍の時間に。土日を全部潰してもギリギリで、精神的に追い詰められる。
損失の目安: 残業相当8時間 × 機会損失 = 休日がなくなる + 次案件への悪影響
回避策: 見積もり工数に必ず1.5〜2倍のバッファを設定する。「3日で完成」なら「5〜6日を納期」として提示する。バッファがあれば早期納品で評価が上がり、追加修正にも余裕を持って対応できます。
失敗③:低単価案件への消耗
よくある状況: 実績を積もうと安い案件を連続受注。時給換算すると500〜800円にしかならず、疲弊して副業自体をやめてしまう。
損失の目安: 時給500円で週10時間×4週 = 月2万円。同じ工数でレベルに合った案件なら月4〜6万円になる可能性がある。
回避策: 「最初の3件まで」と割り切って低単価案件で実績を積み、4件目以降は時給1,500円以上を基準にする。クラウドワークスなら受注実績3件・評価★4以上が揃ったタイミングで、単価交渉の成功率が上がります。



3つの失敗のうち、最も多いのは①の要件定義トラブルです。技術力の問題ではなく、コミュニケーションの問題。仕様確認シートを使うだけで、最初の3件のトラブルの7割は防げます。テンプレートは一度作れば使い回せるので、副業開始前に準備しておくことを強くおすすめします。
会社にバレずに安全に稼ぐ!土日副業スタート前の必須確認フロー
副業を始める前に、この3ステップを必ず確認してください。
多くの企業の就業規則には「副業禁止」の記載がありますが、完全禁止は法律上難しく、多くの場合は「競業避止」や「本業に支障がある場合」に限定されています。
▼確認すべき項目
- 副業・兼業の禁止 or 届出が必要か
- 「競業他社」の定義
- IT系副業(クライアントワーク)が対象かどうか
就業規則に「副業禁止」とあっても、個人として請負業務を行うことは多くの場合問題になりません。ただし不安な場合は、社名を出さずに人事部門に確認するか、就業規則の文面をそのまま弁護士に確認することをおすすめします。
副業収入が年間20万円を超えると確定申告が必要です。このとき住民税の納付方法を「普通徴収(自分で納付)」に設定することが、副業バレ防止の最重要ポイントです。
「特別徴収(給与天引き)」のまま確定申告すると、会社の給与担当者が住民税の増額に気づき、副業していることが発覚するリスクがあります。
確定申告書の「住民税・事業税に関する事項」欄 → 「自分で納付(普通徴収)」にチェック。
業務委託契約書に秘密保持条項(NDA)が含まれているか確認しましょう。クライアント企業の内部情報(業務フロー・データ等)を扱うことになるため、守秘義務を明記した契約書は双方を守ります。
クラウドソーシング経由の案件は、プラットフォームの規約が契約書代わりになっていることが多いですが、直接案件では必ず書面を交わしましょう。



「確定申告なんて面倒」と後回しにする人が多いですが、年間20万円を超えたタイミングで一度freeeやマネーフォワードのクラウド会計を使い始めると、後からまとめて処理するより格段に楽になります。副業を始めた月から記帳習慣をつけることをおすすめします。
効率重視の20代へ!土日稼働OKの案件に強い探し方比較チャート
VBA副業案件を探すプラットフォームは大きく3種類あります。スキルレベルと目標収入に合わせて選んでください。
プラットフォーム比較チャート(2026年版)
| プラットフォーム | 特徴 | 向いてるスキルレベル | 土日稼働案件 | 単価目安 |
|---|---|---|---|---|
| クラウドワークス | 案件数最多。スポット案件が豊富 | 初心者〜中級 | ◎(多い) | 1件5,000〜5万円 |
| ランサーズ | 提案型で単価交渉しやすい | 初心者〜中級 | ◎(多い) | 1件5,000〜8万円 |
| クラウドテック | 週2〜3日案件に強い。エンド直 | 中級〜上級 | ○(週2〜可) | 時給3,000〜5,000円 |
| ITプロパートナーズ | フリーランス向け。週2〜OK | 中級〜上級 | ○(週2〜可) | 時給3,000〜6,000円 |
| Midworks | 安定重視。週3〜が中心 | 中級〜上級 | △(週3〜が多い) | 時給3,500〜7,000円 |
| SkillHacks(SkillShare) | スキル販売型。自分のペースで対応可 | 初心者〜中級 | ◎(自由設定) | テンプレ1件3,000〜2万円 |
初心者が最初に使うべきは「クラウドワークス × ランサーズ」の併用
理由は案件数が圧倒的に多く、実績ゼロでも提案できる案件が存在するからです。最初の1〜3件はプラットフォーム手数料が高くても構わないので、まず実績と評価を積むことを優先してください。
実績3件・評価★4以上が揃ったら、クラウドテックやITプロパートナーズへの登録を検討すると、月単価が一気に上がります。
直接営業(SNS・知人経由)も中長期では有効
Twitterや LinkedIn でVBA関連の発信を続けると、「うちの会社の業務も自動化できる?」という問い合わせが来ることがあります。直接案件はプラットフォーム手数料(10〜20%)がかからないため、同じ工数で収入が1.2〜1.5倍になります。



最初からエージェント系に登録する人がいますが、実績なしだと面談でスキル不足を指摘されてモチベーションが下がることがあります。クラウドソーシングで1〜2件受注してから「実績あります」と言える状態でエージェントに登録する方が、紹介案件の質が全然違います。
初心者・未経験から土日VBA副業を始める5つのステップ
「今日から始めてどう動けばいいか」を5ステップで整理しました。
Step1:VBAの基礎を最短2週間でインプットする
▼使うべき教材(無料〜低コスト)
- 「Excel VBAの教科書」(技術評論社):体系的に学べる定番書
- Udemy「ExcelVBA|マクロを使った業務の自動化」:動画学習派に最適(セール時1,000〜2,000円)
- YouTube「パソコン博士TAIKI」チャンネル:無料で基礎を一通り学べる
目標:変数・条件分岐・ループ・セル操作の4つが書けるようになること。
Step2:自分のポートフォリオを1つ作る
学習が終わったら、実際に動くツールを1つ作ってGitHubかGoogleドライブで公開します。
▼おすすめテーマ(すぐ作れる)
- 月次売上レポートの自動集計ツール
- フォルダ内ファイルを一覧化するマクロ
- 複数シートのデータを1シートにまとめるツール
クラウドソーシングの提案文に「こういうツールを作れます」と実物リンクを貼れると、実績ゼロでも採用率が上がります。
Step3:クラウドソーシングに登録して最初の3件を受注する
クラウドワークスとランサーズに登録し、予算5,000〜2万円のVBA案件に20〜30件提案します。採用率は最初は5〜10%程度が普通なので、焦らず数を打ちましょう。
▼提案文のポイント
- 冒頭に「要件を確認したいことがあります」と書くと誠実さが伝わる
- 自分のポートフォリオのリンクを必ず貼る
- 完成イメージを具体的に書く(「セルA1に〇〇を入力すると、B列に自動で〜します」など)
Step4:単価を段階的に引き上げる
最初の3件が終わったら、時給換算で1,500円以下の案件には応募しない方針に切り替えます。
| 実績数 | 目標時給 |
|---|---|
| 1〜3件 | 1,000〜1,200円(相場感をつかむ) |
| 4〜8件 | 1,500〜2,000円(評価が上がってから交渉) |
| 9件以上 | 2,500〜3,500円(専門性を訴求できるようになる) |
Step5:高単価化への移行ルートを選ぶ
月収5万円を超えたら、次の3つのルートを検討します。
ルートA:Python/GASへのスキル拡張
VBAとセットでPython(pandas・openpyxl)やGoogle Apps Scriptを学ぶと、扱える案件の幅が広がり単価が上がります。
ルートB:業種特化(経理・人事・物流)
「経理部門の業務改善」「物流管理の自動化」など業種に特化すると、同じVBAスキルでも「その業界をわかっている人」として高単価案件にアクセスできます。
ルートC:直接営業・フリーランス化
継続取引してくれるクライアントが1〜2社できたら、エージェント経由でなく直接交渉を始めるタイミングです。月20〜30万円が安定して入るようになったら、フリーランス転向も視野に入ります。



Step2のポートフォリオ作成を飛ばす人が非常に多いのですが、これが一番もったいないです。「作れます」と言葉で説明するより、実物を見せる方が採用率が圧倒的に違います。ポートフォリオ作成自体が最良の学習になるので、ここだけは手を抜かないでください。
【重要】VBA副業は「目的」ではなく「手段」。20代がキャリアの軸を作るには?
VBA副業で月5万円稼げるようになったとき、立ち止まって考えてほしいことがあります。
「この副業、何のためにやっているのか?」
副業収入自体は素晴らしいことです。でも20代でVBA副業に取り組む本当の価値は、実務を通じてスキルと実績を積み上げ、キャリアの選択肢を広げることにあります。
VBA副業が20代のキャリアにもたらす3つの資産
資産①:「動くものを作る」経験
学習と実践の最大の差は「誰かの役に立つものを締め切りまでに完成させた経験」があるかどうかです。副業1件こなすことで、自走力と納品経験が身につきます。
資産②:「ビジネス課題を技術で解く」視点
単なるプログラミングスキルではなく、「クライアントが抱えている業務上の問題を整理し、技術で解決する」という思考プロセスを体得できます。この視点はエンジニア職以外でも評価されます。
資産③:収益実績としての「数字」
「副業で月○万円稼いでいます」という事実は、転職活動や社内評価で「自走できる人材」の証明になります。数字のあるエピソードは、面接や評価制度で圧倒的に強い。
VBA副業からのキャリアパス例
| 方向性 | 次のステップ |
|---|---|
| エンジニア志望 | Python/GASを習得→DX支援案件→Webエンジニア転職 |
| 事業サイド志向 | 特定業種に特化→業務コンサル・社内DX推進ポジション |
| フリーランス志向 | 継続案件2〜3社→月20〜30万円基盤→独立 |
| 起業志向 | 副業で顧客発掘→課題把握→SaaS or 受託開発で起業 |
「VBA副業で稼ぐこと」はゴールではなく、あなたが目指すキャリアへの最初のステップです。



サイダーアカデミーでは、VBAを入口にして「キャリアの軸を作る」ことを一番大事にしています。副業収入は短期的に嬉しいですが、5年後10年後を見たときに「あのVBA副業があったから今がある」と言えるような使い方をしてほしいと思っています。
VBA副業(土日稼働)に関するよくある質問(FAQ)
- VBAは独学で副業レベルまで上げられますか?
-
はい、独学で十分です。基礎を学ぶのに必要な期間は、毎日1〜2時間学習した場合で1〜2ヶ月が目安です。ただし「動画や書籍を読む」だけでなく、実際にコードを書いて動かすことが上達の条件です。学習の目標は「変数・条件分岐・ループ・セル操作の4つが書けること」に絞ると最短ルートで実践に移れます。
- Excel VBAとGoogle Apps Script(GAS)はどちらから始めるべきですか?
-
Excel VBAから始めることをおすすめします。理由は副業案件数がVBAの方が圧倒的に多いからです。GASはGoogle Workspace(GSuite)を使っている企業に多く、単価も上がりやすいですが、案件数がまだ少ない。VBAで実績を作ってからGASに広げると、キャリアパスとして効率的です。
- 副業収入が少額でも確定申告は必要ですか?
-
年間の副業収入(経費差引後)が20万円以下の場合、原則として所得税の確定申告は不要です。ただし住民税の申告は必要な場合があります。また、複数の副業収入を合算して20万円を超える場合は申告が必要なので、月次で収入を把握しておきましょう。
- 副業での請求書・契約書はどう準備すればいいですか?
-
クラウドソーシング経由の案件は、プラットフォームの決済システムを使えば請求書不要の場合が多いです。直接案件の場合は、freeeやマネーフォワードの無料プランで請求書を作成できます。契約書はクラウドサイン(無料プランあり)で電子契約にすると手間が省けます。
- VBA副業はいつまで需要がありますか?AIに置き換わりませんか?
-
VBAの需要はAIが普及しても5〜10年は続くと考えています。理由は、Excelベースの業務インフラを持つ企業が無数にあり、すべてを一気にAI対応に切り替えることはコスト・リスク面で現実的でないからです。一方、「単純なデータ集計マクロ」はCopilotで自動生成できるようになっているため、中長期では「AIが作ったコードをレビュー・改修する」スキルへのシフトが求められます。
- 本業がITと無関係でもVBA副業はできますか?
-
はい、できます。むしろ「経理・営業・物流など現場業務を知っている人」は、VBAの技術を業種特化で活かすことができ、同じスキルレベルでも単価が上がりやすいです。エンジニアより「現場を知っているVBA書ける人」の方がクライアントに刺さる場面が多くあります。
- VBA副業に税務上のリスクはありますか?
-
副業収入は「雑所得」として確定申告が必要です(年20万円超の場合)。経費として計上できるのは、書籍代・Udemy等の学習費用・業務用ソフトウェアなど。自宅で作業する場合の家賃・通信費は「業務使用割合」で按分して計上できます。過少申告や無申告は税務調査の対象になるリスクがあるため、収入が発生した段階から記帳を始めることをおすすめします。
- ポートフォリオがなくても最初の案件を取れますか?
-
取れなくはないですが、ポートフォリオがある方が採用率が3〜5倍上がるというのが実感です。クラウドワークスでは毎日100件以上の提案が集まる案件もあるため、「実績なし・ポートフォリオなし」の状態では採用担当者が判断材料を持てません。1つでいいので「動くツール」を作って公開することを、案件応募の前に必ず行ってください。
まとめ:土日VBA副業は、20代のキャリアを動かす最初の一手
この記事でお伝えしたことを振り返ります。
- 稼ぎ: 土日10〜15時間の稼働で、スキルレベル次第で月3〜10万円
- 仕事内容: データ集計・自動化ツール・システム改修など需要は幅広い
- 始め方: 基礎2週間 → ポートフォリオ作成 → 3件受注で単価交渉権を得る
- 注意点: 要件定義・工数管理・単価設計の3つを最初から丁寧にやる
- 本質: VBA副業はキャリアの軸を作るための「手段」。収入と経験を同時に積む
まずは今週末、VBAの学習を1時間だけ試してみてください。1〜2ヶ月後に「副業を始められる自分」になっているはずです。










