– 対象: Webデザインスクールを検討中の20代(未経験〜社会人3年目)
– 結論: 目的(転職・副業・現職強化)で選ぶべきスクールはまったく異なる
– 理由: スクール選びを間違えると費用40〜80万円が無駄になる。「何を学ぶか」より「学んだ後に何をするか」が先
– 次のアクション: まず自分の目的を確認し、本記事の目的別おすすめから選ぶ
「どのWebデザインスクールを選べばいいかわからない」「費用が高くて失敗したくない」――そんな声を私たちもよく聞きます。
2026年現在、比較サイトには15〜30選が当たり前になり、情報が多すぎて逆に選べないという状況が続いています。
この記事では、私たちサイダーストーリーが調査した2026年最新のWebデザインスクールを目的別・費用・給付金の観点で7校に厳選して比較します。「どのスクールにするか」より「どんな目的で入るか」を先に決めることが、後悔しない選択への第一歩です。
Webデザインを今学ぶと有利な理由
AI時代でもWebデザイナーの需要が落ちない3つの根拠
「AIが進化したらデザイナーは不要になる」という声があります。しかし現場の実態は逆です。企業のWeb施策は増え続け、AIツールを使いこなせるデザイナーへの需要が急増しています。
| 根拠 | 内容 |
|---|---|
| 企業の内製化需要が増加 | ECサイト・採用サイト・LPなど、外注から内製へのシフトが加速 |
| AIツールの習熟人材が不足 | Figma AI・Adobe Fireflyを扱える人材は引き手あまた |
| デジタル人材不足が続く | 経済産業省試算では2030年に約45万人のIT人材不足 |
AIが補うのは「量産作業」で、「設計・判断・ディレクション」は人間が担います。スクールで設計力を身につけることで、AIを使いこなす側に回れます。
炭田一樹「AIに仕事を奪われる」という不安より、「AIを使いこなせる人が限られている今」をチャンスと捉えるほうが現実的です。
「スキルが先」ではなく「キャリア軸から逆算」が正解な理由
スクールを選ぶ際、多くの方が「何を学べるか」で比較します。しかし私たちが大切だと考えるのは「学んだ後にどんなキャリアを作るか」を先に決めることです。
転職目的なら転職実績が豊富なスクール、副業なら短期で案件が取れるスクールが正解になります。目的が決まれば、スクール選びで迷わなくなります。



「とりあえず学んでから考えよう」は危険パターン。卒業後に「で、何をすれば?」となるケースが最も多い。
【比較一覧】おすすめWebデザインスクール7選
2026年最新のWebデザインスクールを、20代が目的で選べるよう7校に厳選しました。まず全体像を比較表で把握してから、次のセクション「目的別の選び方」で絞り込んでください。
| スクール名 | 費用(税込) | 受講期間 | 給付金 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|
| デジLIG | 160,600〜572,000円 | 2〜6ヶ月 | 最大70%オフ | 転職・制作会社就職志望 |
| デジハリ・オンラインスクール | 236,720〜390,720円 | 7〜8ヶ月 | × | 老舗ブランド・安心重視 |
| ヒューマンアカデミー | 209,044〜257,972円 | 6ヶ月 | 最大10万円 | 就転職サポート重視 |
| CodeCamp | 198,000〜528,000円 | 2〜4ヶ月 | × | 副業案件獲得・社会人 |
| SHElikes | 16,280円〜(月額) | 継続型 | × | 副業・フリーランス志望の女性 |
| Fullme | 29,800〜172,000円 | 1〜6ヶ月 | × | コスパ重視・まず試したい |
| Famm | 184,800円 | 1ヶ月 | × | 育児中・短期完結 |
① デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 160,600〜572,000円(給付金適用で実質最大70%オフ) |
| 期間 | 2〜6ヶ月 |
| 形式 | 通学・オンライン併用 |
| 対象 | 未経験〜転職希望者 |
Web制作会社LIGが運営するスクールで、現役クリエイターから直接学べる点が最大の強みです。カリキュラムは実際の制作現場のワークフローをベースに設計されており、「ポートフォリオ完成→転職」の流れが整っています。
専門実践教育訓練給付金に対応しており、条件を満たせば費用の最大70%が給付されます。転職・就職を本気で目指すなら最有力候補のひとつです。



「制作会社のリアルを学べる」という体験は大きい。実案件に近い課題をこなしていると、転職面接での話し方が変わります。
② デジハリ・オンラインスクール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 236,720〜390,720円 |
| 期間 | 7〜8ヶ月 |
| 形式 | オンライン(チャット質問無制限) |
| 対象 | 全般 |
20年以上のクリエイター養成実績を持つ老舗スクール。業界でのブランド認知度があり、チャット質問無制限のサポートで、独学で挫折した経験がある方に向いています。受講期間が長い分、じっくり着実にスキルを積み上げたい方に合っています。



「老舗の安心感」が欲しい方向け。ただし受講期間が長い分、途中で目的を見失わないよう注意してください。
③ ヒューマンアカデミー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 209,044〜257,972円 |
| 期間 | 6ヶ月 |
| 形式 | 通学・オンライン選択可 |
| 対象 | 就転職サポートを重視する方 |
全国にキャンパスを持ち、就転職サポートが手厚いスクールです。カウンセラーによる個別サポートがあり、「学んだ後にどう動くべきか」を一緒に考えてもらえます。給付金対応(最大10万円)で費用を抑えられる点もメリットです。



就職活動が初めての方や転職活動に不安がある方に向いています。スキル習得と就活サポートを並行して進めたいならおすすめの選択肢です。
④ CodeCamp
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 198,000〜528,000円 |
| 期間 | 2〜4ヶ月 |
| 形式 | オンライン(7〜23時対応) |
| 対象 | 副業案件獲得・社会人 |
マンツーマン指導が特徴のオンラインスクールです。受講中に副業案件にチャレンジできるカリキュラムがあり、「学びながら稼ぐ」を実現できます。平日夜・週末でも受講できる時間設計で、社会人が無理なく続けられます。



「学びながら副業案件を取る」という経験は大きい。卒業後の動き出しが早くなります。
⑤ SHElikes
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 16,280円〜(月額)/352,000円(年間) |
| 期間 | 継続型 |
| 形式 | オンライン |
| 対象 | 副業・フリーランス志望の女性 |
50以上の職種スキルを月額制で学べる女性向けスクールです。Webデザインだけでなく、ライティング・SNS運用・動画編集など副業に使えるスキルをセットで習得できます。コミュニティが活発で、受講生同士のつながりから案件を紹介し合うケースもあります。



「副業で月3〜5万円を稼ぐ」という目標に特化した設計なので、フリーランス転身より「副業スタート」の方に最適です。
⑥ Fullme
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 29,800〜172,000円 |
| 期間 | 1〜6ヶ月 |
| 形式 | オンライン |
| 対象 | コスパ重視・まず試したい未経験者 |
デザイン学習に特化した比較的低価格のスクールです。プロデザイナーによる課題添削が受けられるので、「まずWebデザインが自分に向いているかを試したい」という方の入口として最適です。費用を抑えながら本格的なフィードバックを受けられる点が、他スクールとの差別化ポイントです。



「40〜60万円はちょっと…」という方が検証のために入る選択肢として有効です。続けられると判断してから、上位スクールへ移行する流れも自然です。
⑦ Famm
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 184,800円 |
| 期間 | 1ヶ月 |
| 形式 | オンライン |
| 対象 | 育児中・主婦の方 |
育児中のママ向けに設計された短期完結型のWebデザインスクールです。1ヶ月で完結し、ベビーシッター無料派遣サービスという独自サポートが特徴。「子どもが小さいうちにスキルを身につけ、在宅で稼ぎたい」という方に合っています。



対象が明確なので、当てはまる方には迷わずおすすめできます。短期完結なので挫折リスクも低い。
目的別・Webデザインスクールの選び方
スクールを選ぶ前に「何を目的にするか」を決めることが最も重要です。目的が決まれば、選ぶべきスクールは自然と絞られます。
転職・キャリアアップを目指す人の選び方
転職目的なら、以下の3点を必ず確認してください。
| チェック項目 | 理由 |
|---|---|
| 転職実績・就職支援の具体的な内容 | 「転職保証」の条件が厳しいスクールも多い |
| 給付金対応の有無 | 費用を大幅に抑えられる可能性がある |
| 卒業後のポートフォリオ制作支援 | 転職面接での最重要な武器になる |
おすすめ: デジLIG(給付金対応・実案件志向)、ヒューマンアカデミー(就転職サポート)
私たちのキャリアロードマップでは、社会人1〜3年目は「質より量で経験を積み、1つ目の持ち味をつくる」時期と考えています。Webデザインはその持ち味の1つになりえます。転職はこの時期に動き出すほど、第二新卒として扱われる可能性が高くなります。



転職活動では「スクール卒業」より「ポートフォリオに何があるか」が評価されます。スクールを選ぶ際は、制作物の質にこだわれる環境かどうかを確認してください。
副業・フリーランス独立を目指す人の選び方
副業・フリーランス目的なら、以下を優先してください。
| チェック項目 | 理由 |
|---|---|
| 卒業後の案件紹介・マッチング機能 | 最初の案件獲得が最大の壁 |
| 短期完結か継続型か | 副業は「稼げるまでの期間」が短いほどよい |
| ポートフォリオ制作サポート | 案件受注の必須ツール |
おすすめ: SHElikes(女性・副業特化)、CodeCamp(副業案件チャレンジ可)



副業の最初の壁は「最初の1件をどう取るか」です。案件紹介機能があるスクールと、完全自力のスクールでは、卒業後の動き出しがまったく変わります。
現職強化(マーケ・企画職など)を目指す人の選び方
「副業にする気はないが、業務でWebデザインを使いたい」という場合は、費用を抑えながら業務に直結するスキルを習得できるスクールが向いています。
| チェック項目 | 理由 |
|---|---|
| 月額制・買い切り型 | 費用を抑えやすい |
| 特定スキルに特化しているか | Figma・バナー制作など、業務直結スキルを選ぶ |
おすすめ: Fullme(低価格・添削付き)、デジハリ・オンライン(幅広いカリキュラム)



「社内でデザインができる人」はどんな業種でも重宝されます。転職・副業が目的でなくても、Webデザインを学ぶ価値は十分にあります。
費用の不安を解消!給付金で最大70%オフにする方法
「Webデザインスクールは高い」という印象は正しいです。ただし給付金制度を使えば費用を大幅に抑えられます。
教育訓練給付金(一般・特定一般・専門実践)の使い方
国の雇用保険制度として設けられている教育訓練給付金は、一定条件を満たす方がスクール費用の一部を給付金として受け取れる制度です。
| 種別 | 給付率 | 上限 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| 一般教育訓練給付金 | 費用の20% | 10万円 | 雇用保険加入者(1年以上) |
| 特定一般教育訓練給付金 | 費用の40% | 20万円 | 雇用保険加入者(1年以上) |
| 専門実践教育訓練給付金 | 費用の50〜70% | 年間最大84万円 | 雇用保険加入者(3年以上) |
たとえばデジLIGの場合、専門実践教育訓練給付金を適用すると費用の最大70%が給付されます。条件を満たしているかどうかは、最寄りのハローワークで確認できます。



「給付金が使えるかどうか」で実質費用が何十万円も変わります。スクール検討と並行して給付金条件を調べることを強くおすすめします。
給付金対応スクールの確認方法と注意点
給付金対応スクールは、厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」で確認できます。注意点は以下の2つです。
- 講座ごとに給付対象が異なる: スクール全体が対象なのではなく、特定の講座のみが対象のケースが多い
- 受講終了後の給付: 給付は受講修了後の申請になるため、初期費用は先に準備が必要
スクール卒業後に開けるキャリアの3つの選択肢
Webデザインスクールを卒業した後、どんなキャリアに進めるのかを整理します。
① Web制作会社・デジタルエージェンシーへの転職
最もメジャーなルートです。ポートフォリオと基礎スキルがあれば、未経験でも採用されるケースが増えています。特に小規模なWeb制作会社はデザイナー不足が続いており、転職の間口は広がっています。
社会人1〜3年目が転職する場合、スクール卒業後3〜6ヶ月以内に動き出すことが重要です。私たちのキャリアロードマップでは、この時期は「スタートダッシュのタイミング」と考えており、早く動くほど第二新卒として採用される可能性が高くなります。



転職エージェントを活用しながら、ポートフォリオを磨き続ける。「卒業したら即転職活動」の準備を在学中から進めておくのが正解です。
② 副業・フリーランスでの案件獲得ルート
転職せずに現職を続けながら副業で稼ぐルートも現実的です。クラウドワークスやランサーズでの案件獲得から始まり、実績を積んで直接契約へ移行するステップが一般的です。
初月は実績ゼロからのスタートになるため、低単価案件でもポートフォリオを充実させることを優先するのが、私たちの経験から言えるアドバイスです。



最初の3〜6ヶ月は「キャリア作りのための投資期間」。単価より実績を積む意識が、長期的に大きな差を生みます。
③ 現職でのスキルアップ(ポジション拡張)
転職・副業が目的でなくても、Webデザインスキルは現職でのポジション拡張につながります。マーケ担当がLP制作を内製化する、営業担当が提案資料のデザインを担うなど、スキルを持つ人材はどの組織でも重宝されます。
私たちのキャリアロードマップでは「1つ目の持ち味」としてWebデザインを育てることが、社会人3〜5年目のキャリアを広げる選択肢になると考えています。



「Webデザイナーになる」という目標だけでなく、「今の仕事をデザイン力でアップグレードする」という視点も持つと、スクール投資の価値は大きくなります。
こんなスクールは避けて!見分け方チェックリスト
転職保証の「条件」を必ず確認する
「転職保証」を掲げるスクールは多いですが、保証の内容をよく読むと条件が厳しいケースがあります。
| 確認すべき条件の例 | 注意点 |
|---|---|
| 転職活動の開始期限 | 「卒業後〇ヶ月以内に開始」などの期限あり |
| 応募社数の条件 | 「〇社以上に応募すること」という条件付きのケースも |
| 給与・職種の制限 | 「Web制作職のみ」など対象が狭い場合がある |
転職保証を重視するなら、入学前に保証条件を詳細に確認してください。



「転職保証があるから安心」は早計です。保証の条件が自分で現実的に満たせるものかどうかを先に確認しましょう。
カリキュラムに「実案件経験」があるかを確認する
架空のデザイン課題しかないスクールと、実案件に近い課題を扱うスクールでは、卒業後のポートフォリオの質が大きく変わります。
- 実際の制作フローを体験できるか(要件定義〜納品まで)
- 卒業作品が本物のWebサイトレベルの完成度か
- 課題フィードバックが現役クリエイターによるものか



選び方に迷ったら「卒業生のポートフォリオを見せてもらう」のが最も確実です。スクール側に請求できる場合は積極的に活用してください。
よくある質問(FAQ)
- Webデザインスクールは独学と比べて意味がありますか?
-
目的によります。「仕事に使えるスキルを短期間で確実に身につけたい」「独学で挫折した経験がある」という方には価値が高いです。独学 vs. スクールの判断軸については、関連記事「Webデザインスクールは無駄?」で詳しく解説しています。
- 社会人でも通えますか?
-
はい。7校すべてオンライン対応しており、多くのスクールが平日夜・休日受講に対応しています。1日2〜3時間のペースで学べるカリキュラムになっているスクールがほとんどです。
- 給付金はいつ受け取れますか?
-
受講修了後にハローワークへ申請し、審査後に給付されます。受講中に給付されるわけではないため、初期費用を先に準備しておく必要があります。
- 未経験でも卒業後に仕事を取れますか?
-
取れる方と取れない方がいます。差が出るのはポートフォリオの質と卒業後の動き出しの速さです。スクールに入る前から「卒業後に何をするか」を具体的に設計している方ほど成果が出やすい傾向があります。
- AIが進化したらWebデザイナーは不要になりませんか?
-
私たちの見解では、AIによって「量産作業」は自動化されますが、「設計・判断・ディレクション」の仕事は人間が担い続けます。むしろAIツールを使いこなせるデザイナーへの需要は増えています。
まとめ
Webデザインスクールを選ぶ際に最も大切なのは、「目的から逆算して選ぶこと」です。転職・副業・現職強化の3つの目的によって、最適なスクールはまったく異なります。
| 目的 | おすすめスクール |
|---|---|
| 転職・就職 | デジLIG(給付金最大70%)、ヒューマンアカデミー |
| 副業・フリーランス | CodeCamp、SHElikes |
| まず試してみたい | Fullme(29,800円〜) |
| 育児中・短期完結 | Famm(1ヶ月) |
| 老舗・安心重視 | デジハリ・オンライン |
まだ自分の方向性が定まっていない方は、まずキャリアの軸を整理することから始めてみてください。










